こんにちは、りょん(@ryon_lynwood)です。
さて、最近ハマっている海外ドラマは断然『The OC』です☺
古い作品ではありますが、少しのもの悲しさと心温まる家族愛や友情が描かれていてつい見始めると止まらなくなります。
当記事では11~15話までを視聴し、各エピソードのあらすじとここまでの感想を書いていきたいと思いますので、ネタバレNGの方はお気を付けください!
なお、1~10話までは別途記事を用意していますのでこちらもご参照ください。
【感想】海外ドラマ『The OC』動画配信を見てみた【1~4話】

【感想】海外ドラマ『The OC』動画配信を見てみた【5~10話】

あらすじと感想【ネタバレあり】
エピソード11 感謝祭
感謝祭の準備をするコーエン一家に1本の電話がかかってくる。電話の主は刑務所にいるライアンの兄だった。
兄から会いたいと頼まれたライアンはマリッサととも刑務所に向かう。
兄は弟に会えた喜びとともに、6000ドルの借金をして脅されていることを告白する。
ライアンは兄の代わりに借金の解決をしに行くことに。
エピソード12 秘密
課題でルークとライアンがペアを組むことに。ルークの家で発表課題の勉強をすることになった二人。
初めて訪れたルークの家に入ると弟二人が騒がしく遊んでおり、優しい母親が出迎えてくれた。
その晩、車の販売店で二人はルークの父の秘密を目撃してしまう。
2人だけが知っているはずだったその秘密は瞬く間に学校中に広がり、ルークはライアンが秘密を漏らしたと疑う。
エピソード13 クリスマカー
アンナからもサマーからも好意を持たれることになってしまったセス。
どちらかを選ぶことが出来ず、結局は二人ともに友達でいたいと伝えるが、その気持ちはいずれにも受け入れられることはなかった。
一方のライアンとマリッサは買い物にでかける。その先で腕時計を盗んでしまうマリッサ。
それを知ったジュリーはいよいよマリッサをセラピーに通わせることを決意する。
パーティーに参加しても隠れて酒を煽り気分を盛り上げようとするマリッサに、ライアンはアル中で身を滅ぼした自身の母と姿が重なり・・・
エピソード14 カウントダウン
新年を誰とともに過ごすか、この話題で街は持ちきりであった。
そんな折、ずっと姿を見せていなかったキルスティンの妹ヘイリーがコーエン家にやってくる。
ヘイリーはキルスティンに夫婦の倦怠期を指摘し、パーティーと偽ってサンディ夫婦を夫婦交換イベントに送り込む。
一方のヘイリーは夫婦が家を空けた隙に友人たちをコーエン家に招き入れて大騒ぎを起こしてしまう。
エピソード15 バックステージ・パス
マリッサのセラピー仲間であるオリバーの提案で、マリッサたち一行は人気バンドグループのライブを観に行くことに。
バンドに夢中になるマリッサを傍目に、どうにも居心地が悪いライアンは会場を出る。
するとそこには、ライブで盛り上がる会場の陰で警察に捉えられているオリバーの姿が。
ライアンは急ぎサンディを呼んでオリバーを助けようと試みる。
エピソード11~15までを見ての感想
子どもたちの間で深まってきた絆が描かれる
エピソード11~15では、これまでの不安定だった登場人物たちの絆が少しずつ固まってきたように感じました。(ドラマなので、いつどう崩れてしまうかはわかりませんが。。。)
ライアンとマリッサは、二人でチノに行ったことでライアンの過去が二人の共有体験となったようですね。
相手の過去を知ることは、その人がどうやって育ち今を形作っているかを知るよい材料になるはずです。
マリッサは彼のかつての恋人(?)や、チノでの暮らし、意外な一面を知るなどして嬉しそうにしていました。
純粋に、「彼のことをもっと知りたい」という気持ちなのでしょうね。
エピソード11で熱かったのは、やはりライアンとお兄さんのやりとりです。
ライアンは兄から電話がかかってきたそのときから、どうせろくな用事ではない、金をせびろうとしているのだろうと考えていました。
そして、実際借金の相談だったのです。
でも、彼にとってはたった一人の兄であり、兄にとっても大切な弟だったのでしょう。
別れ際に、兄はライアンに「この町は俺に任せろ。もう来るな、前へ進め。」とエールを送ります。
衣食住に困らない生活をしているライアンに、こんなふうに言えたお兄さんは、独りになって色々と思うところもあったのでしょう。
兄として弟にしてあげられる、最後のやさしさだったのかなあ、と感じました。
その思いを受け取ったライアンも、「この町を捨てた」と覚悟を決めますが、マリッサとセスには「いい町だった」と故郷を思い返して微笑みます。
彼の人生の大半を過ごした街は辛い思い出も多くあれど、捨てるには大きすぎる場所だったのだろうと想像できます。
絆、という点で言えば、かつてはいがみ合ってきたセスとサマー、ライアンとルークもトラブルによって幸か不幸か信頼関係が築かれていったように思います。
ルークは父親が同性愛者だと言われて生徒たちに白い目をむけられます。
その秘密を洩らしたのはライアンではなかったと知り、亀裂が入っていた二人は関係を修復します。
それ以降は、セスの家で一緒にゲームをしたり、オリバーから誘われたライブにも参加したりと彼らと過ごす時間が増えていきます。
ライブでのルークはとてもはしゃいでいて、これまでのルーク像が上書きされるようでした。
ルークは父親の件でひどく心の傷を負いますが、セスやライアン、マリッサやサマーなどのやさしさの中で彼の居場所が形作られていきます。
エピソード12は、父親が同性愛者と噂されるルーク、チノから来た不良のライアン、自殺未遂の女の子のマリッサ、という浮いた身の上をそれぞれが自虐しながら、「僕は今でもセス・コーエン。ようこそ僕の世界へ」とおどけるセスで終わります。
それぞれが学校では浮いた存在になってしまったけれど、彼らの友情は逆に強くなったことを示すような印象的なシーンでとっても大好きです。
この仲良しさはエピソード15でもオリバーの心の闇と対比するように描かれています。
彼らは決してただ仲がいいだけではない。でも、それぞれに問題を抱えつつお互いがお互いを支えあうようにして絆を深めているセスたちが、オリバーにはとてもまぶしく見えたようです。
彼の親は1ヶ月もの間家を留守にし、恋人のナタリーは遠距離(本当に実在するのかすら怪しい)、友達はドラッグでしかつながっていないような関係で、彼がドラッグをやめたら離れていったと言います。
オリバーからすれば、彼らは寂しいときに側にいてくれるようなまぶしい友人たちに見えたのでしょう。
それぞれの絆が描かれ、11~15話ではほっこりする瞬間が多かったように感じます。
今後の不安点は2つ
不安な点は2つで、1つはセスの問題です。
セスはアンナを選ぶことにしたものの、セス・アンナ・サマーの三角関係はいつどうなってもおかしくない状態です。
今後どうなるのか、不安でもありますが少し楽しみに感じてしまいますね。
そしてもう一点はマリッサです。
彼女は心が不安定な状態で、お酒に頼ったり、物を盗んだりしてしまいます。
その状態を見てライアンは自分の母親が酒に溺れていったことを思い出します。
同じ過ちは繰り返したくない彼と、辛さから何かに依存してしまいそうなマリッサ。
マリッサがセラピーに行くので彼女を送ろうとするライアンに、サンディは「やめたほうがいい」と忠告します。
「君はうちの子だ、彼女の親じゃない」と話すサンディは、実に大人の対応だったと感じます。
「恋人」がどこまでの役割を果たすべきか、それは難しい問題だと思います。
特にライアンは自己犠牲的な行動が多いので、あまり彼女のために入れ込みすぎると、ライアン自身の心身が持っていかれてしまいますし、それを続ければマリッサはそれを当たり前としてライアンに頼るようになります。
彼女が自分で自分を救う道を選ばなければいけない、これは本当にそうだなと思いました。
幸福になりたいのなら、人の手ではなく、自分の手で幸福をつかまねばいけません。
皮肉にも、マリッサの母ジュリーはジミーの経済力で幸せになろうとした結果、夫婦生活はあっけなく崩れてしまいました。
マリッサには、誰かに幸せにしてもらうのではなく、自分で自分を幸せにできるよう立ち上がってもらいたいですね。
『The OC』を見るには?
ここまで、『The OC』の感想について書いてきました。
『The OC』はシーズン4まで配信されていますので、続きが気になる方はぜひ配信をチェックしてみてくださいね!
それでは、『The OC』を見るのに私が使っている動画配信サービスをご紹介して終わりたいと思います。
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他にも、私が好きな『ゴシップ・ガール』や『ダウントンアビー』も見れるので、外出自粛中の今は見たかったドラマを見ながら楽しもうかなと思っています♪
!!本ページの情報は2020年5月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。!!
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