こんにちは、元携帯ショップ店員のりょん(@ryon_lynwood)です。
携帯ショップは残業が多くてクレームも多いって話は世間でもよく認知されておりどの店舗にも共通する話ですよね。
しかし、客層や従業員の人間関係は案外お店によって色があったりするんです。
私は異動とかしたことはないのですが、同じ会社の人たちから聞いた話をもとに、携帯ショップの店舗ごとの特徴について、解説いたします。
店舗の形態や立地によって異なる特色
大きい店舗
大きい店舗は比較的集客力のある店舗が多いです。従って来客者数は多く、在籍しているスタッフも多いです。
客層は「様々」としか言いようがありませんが、多くのお客様がいらっしゃる分、色々なお客様がいると考えてもらえればと思います。
前述の通り大勢の人が来店することも多いので、しっかりお客様を捌けるようにスタッフの役割分担をしっかり分けている可能性が高いです。
余談ですが、私は手続き時間が長いということで同代理店内の大きな店舗に一日だけ留学させられたことがあるのですが(笑)、やはり時間ごとにフロアを仕切るスタッフがきっちり決められていましたね。
スタッフさんもたくさんいるので、アットホームな雰囲気というよりかは「組織」感が強いです。
小さい店舗
小さい店舗は大きい店舗よりは来客数が落ちると思いますが、その分スタッフや対応カウンターが少ないため混雑状況は大きな店舗と比べてもそんなに変りないかもしれません。
スタッフの人数は少な目のため、一体感があり、家族感のある付き合いができるでしょう。
一方、苦手なスタッフがいる場合は少し窮屈に感じる可能性もあります。
来客数が少ないことから、小さい店舗の新人スタッフは成長が遅いと思われがちです。(経験できる受付数が限られるため)事実、始めの数か月は大きな店舗に比べて経験数が少ない傾向にはありますが、長い目で見ると、早い内から責任者の補佐を任されることも多く、店舗内の仕事をオールマイティーにこなせる人材が育ちます。
商業施設に入っている店舗
商業施設に入っている店舗は集客性があり、お客さんにはファミリー層が多いのが特徴です。
入り口に扉があるわけではないのでオープンな環境で、働いている方としても開放感があり好ましく感じます。
商業施設にもよりますが、その施設ごとにルールや研修を設けている可能性があります。携帯キャリアの研修以外に商業施設の研修を受けるなど、施設ごとのルールに従う必要があります。
また、通常の店舗ではバックヤードでご飯を食べたり限られた範囲で用を済ませることができますが、商業施設では従業員の休憩所が定められている場合もあり、それが店舗から離れていると移動が面倒だったりします。ちなみに、トイレも遠いところにあると結構めんどうですね。。。
年配の方の多い地域
地方や東京郊外などで、年配の方が多くお住まいの地域で働く場合もあります。そういった店舗では、お客さんも同様にご年配の方が多くなります。
スマホの売り上げは少なくなり、説明もいつも以上に丁寧に対応する必要があります。売上をあげるためには、販売商品にいかに興味をもってもらうか提案力の腕が問われます。
正しく説明ができないとクレームにもなりやすいので、申込書にしっかりメモをとってあげるなどの対応も必要になるでしょう。
ビジネス街の店舗
ビジネス街にある店舗では、土日祝日がお休みの店舗もあります。お客さんが周辺のビジネスマンなので、土日は開けておくメリットがあまりないのでしょう。
聞いた話では、お仕事中のお客様がお昼休みなど仕事の合間を縫ってに手続きをしにくるので、お昼はどっと混むのだとか。お客様も店舗にいられる時間が限られているので、手続き時間はシビアになってくるでしょう。
特色が違うことで働きやすさにも影響がある
先に述べたように、店舗の形態や客層が違うだけでも働きやすさって全然違うんですよね。
例えば、私は配属された店舗が商業施設に移転したため2種類の店舗を経験することになったのですが、やはりそれぞれに一長一短を感じました。
忙しい方が時間の経過が早く感じられて好ましいと感じる方もいれば、少し暇な店舗の方がいいという人もいますよね。スタッフの役割が明確な方がやりやすい方もいる一方で、その場その場で臨機応変に動ける店舗を好む方もいます。スタッフさんの性格や他のスタッフさんとどれくらい馴れ合いたいかによって店舗の特徴は長所にも短所にもなりえるでしょう。
まとめ
ここまで店舗ごとの客層の違いやそれによる働きやすさなどを書いてきました。
基本的には、スタッフの配属先は会社が決定するので自分でこの店舗で働きたいと指定することは難しいです。仮に指定しても、異動なんかもありますしね。。。
ただ、店舗ごとの違いを捉えることで柔軟に働き方や生活を適応させていけば、携帯ショップ店員としての経験もより深くなることでしょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。