こんにちは、りょん(@ryon_lynwood)です。
未経験の仕事を始める、それはわくわくすることでもありますが、同時に不安もたくさんありますよね。 特に、携帯ショップの店員は未経験OKの職場が多いです。
この記事では、未経験で携帯ショップ店員を始めたときに、はじめはこんな仕事を任されるよ、というお話をしていきたいと思います。
新人の教育の仕方は代理店ごとに違いがあるかと思いますので、 以下の話はあくまで私が働いていた代理店の一例としてお考えくださいね。
入店から1ヶ月。新人スタッフの仕事とは?
さて、右も左もわからない中での入店。私もかれこれ6~7年前のことなので記憶を呼び起こしながらどんな仕事をしていたか思い出していきたいと思います。
最初の1ヶ月で任されていた仕事は、こんな感じでした。
- 店頭に立ち、お客様の用件伺い
- 店頭で商品やプランの説明
- 店内の設備管理(デモ機の清掃、パンフレットの補充)
- 店頭で簡単な操作案内
- 空いた時間に勉強
- 料金の支払い
- 商品の販売(契約に関わらない、付属品等の販売)
- 先輩のうしろについて手続きの見学
- 故障や新規契約以外の手続きを実践
みなさんが一番イメージしやすい「機種変更」の手続きは、入店からだいたい1~2か月くらいで出来るようになります。
私は新卒正社員だったので定期的に他の店舗の同期とも話す機会があったのですが、 大きい店舗に配属された同期は機種変更を受ける機会が多く、1ヶ月で機種変更できていました。
一方私はというと、小さい店舗だったのであまり機会に恵まれず、1か月半くらいかかって
機種変更できるようになったと記憶しています。
機種変更は基本的な契約の知識全般を必要とする手続きなので、これができるようになるとだいたいの手続きは一人でできるようになっていきます。
いわゆる、新人スタッフの登竜門、といったところかと思います。
新人の教育について
わりと多いのが、新人一人につき1、ないしは2人の先生をつけるパターンです。
私も2年目のときには新人のサブ教育担当をやっていました。
私が勤めていた代理店では、一か月間手続きや接客の研修を受けて店舗へ配属されましたが、その時にはまだまだ知らないことだらけの状態なんです。
入店後は人手不足もありいきなりフロアスタッフを任されることが多かったです。
泳げないけど、いきなり海に放り投げられる、みたいな感じです^^;
正直なところ、きちんと教育体制を整える余裕があるのであれば、ある程度独り立ちできるようになってからフロアに立つ方がスタッフにもお客様にもよいのではと思っております。
他の代理店では、フロアはある程度ベテランの人がやるもの、と決まっているところもあるようですし、私が働いていたお店も、店内が込み合ってくるとベテランがフロアマネージャーになってお客様をさばいていました。
なので、フロアにベテランが立ってもらうとお店がうまく回るので、合理的な考え方かなと思いますが、私のお店はあまり教育の時間も取れなかったので荒いやり方ですが、お客様との対応の中から学んでいく、というやり方でした。
また、お客様の来ない暇な時間、というのも時にはありました。
そんな時には届いた備品の整理をしたり、自習をしたりしていました。
自習の方法はカタログで商品やプランの知識を増やしたり、先輩と手続きのロープレをしたりしていました。
ロープレはいやだな~と思う方も多いかと思いますが、何度も言い回しを復唱することで、実際のお客様応対でも自然と言葉が出てくるようになります。
知識も大事なのですが、最初のうちは言い回しを学ぶことはとっても大事です!!
人のアドバイスをもらったり先輩の手続きを見学できる機会は新人のうちだけですので、この期間にめいっぱい吸収することがとても大切です。
独り立ちまでは半年程度。1年経つと少し楽になる。
入店から3~4ヶ月ほど経つと、故障の手続きも受け始めるようになります。
故障は決められたルールがありますので、別途新しい知識が必要になります。
お困りごとに対しての原因の切り分けやソリューションも知識が必要ですが、逆に言えば身に着ければ比較的受けやすい手続きでもあります。
ただ、新人の頃は故障を受けることがほんっとうに怖かったです・・・!
先生からのフォローもあまり受けられなくなってきた頃にはじめての故障を受けるのはとても勇気がいることでした。
新人といっても3~4ヶ月くらい経つともうフォローはあまりありませんし、半年経ったらほぼ独り立ち、と考えてよいかと思います。
一年経てばだいたいの手続きは一通り体験できて、店員としても自信やノウハウが蓄積されてきて、少し楽になってくる頃かなと思います。
新人時代に辛かったこと
新人時代は辛いことばかりです。いくつかピックアップすると、
- 誰の役にも立てないので申し訳なさがMAX
- 聞きたいのに聞ける人がいない
- 同期と比べられる
こんな感じです。
①最初のうちはお客さんの方が断然詳しいです!なので、質問されていることが何のことなのかもわからないレベルなんです。
お客さんの役に立てない上に、お店にも貢献できていなくて、自分はなんて役立たずなんだろう。。。ってすごく落ち込みました。
②聞きたいのに聞ける人がいない、というのはフロアなどで聞かれたことを、ちょっと確認したいだけなのに手が空いている人が誰もいなくて、接客中の先輩などに聞かなければいけない、というような状況です。
人手不足の店舗ではよくあると思います。
③私は小さい店舗だったので、新人は私ともう一人の女の子の二人でした。
人事からは「同期と比べないように」と言われていたのですが、店舗ではガンガン比べられます。
●●さんは積極性があるよね~、とか、〇〇さんは何台売ってるよ~とか。。。
販売の世界なので競争心は持っていた方がよいのかもしれませんが、私にはただただ自分への自信をなくしていくばかりの辛い環境でした。。。
まとめ
どうでしたか?
辛そうだな~と感じられたでしょうか?中には、案外いけそうだな、と思った方もいたかもしれませんね。
新人時代は覚えることが多いですし、知らないことでミスしてしまうことも多いです。
なのに、聞ける人はまわりにいない、という状況で、理不尽に辛い思いをすることが多いかもしれません。
でも、新人時代は「できることが増えていく」期間ですので、辛いことも多いですが喜びも一番多い時期です。
これからこのお仕事にチャレンジしてみようと思う方は、「新人」でいられる間にたくさんの挑戦をしていくことをオススメします♪