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フリーランス

雑所得のみ・20万円以下で確定申告した話|ブロガー兼ライター

雑所得のみ・20万円以下で確定申告

こんにちは、webライターでブロガーのりょん(@ryon_lynwood)です。

昨年からお小遣い程度にブログとライティングをさせていただいております。

年収は余裕で20万以下ですが、ワケあって確定申告が必要になりました。

今回は雑所得のみ・収益20万円以下の確定申告についてレポートしていきます。

この記事はこんな人におすすめ
  • ブログやwebライターの収益を確定申告したい人
  • 雑所得のみの確定申告の仕方を知りたい人
  • 白色申告の体験談を聞きたい人
  • 税務署の確定申告会場の流れを知りたい人

雑所得のみ・20万円以下だけど確定申告が必要だったワケ

確定申告が必要だったワケ

私は昨年からブログ運営やライター業を始めたばかりの副業初心者です。

当然、収益は年間にしても20万以下だったわけですが、それでも確定申告が必要でした。

なぜなら、主人の扶養に入るために私の収入の証明が必要だったから!

確定申告をしないとその証明ができないみたいなんですよね。

それで、年収20万以下でありながら確定申告をすることにいたしました。

雑所得のみ、白色申告で申請

色々調べてみると、私の副業収入は全て「雑所得」として申告できるようでした。

また、開業届も出していないので申告は白色になります。

私が確定申告で申請する売上は以下の3つです。

  • 原稿料
  • アドセンス料
  • クラウドソーシング作業料

確定申告のために準備したこと

確定申告で準備したこと

さて、白色申告とはいえ、最低限の確定申告の準備はしなければいけません。

そこで、確定申告までに準備したことをご紹介します。

①本で税金と確定申告の勉強

まずは税金や控除の全体像がわからないことには確定申告もできないので、わかりやすそうで、且つブロガーやアフィリエイター、ライターなど副業勢の事情に詳しい『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください! (サンクチュアリ出版)』を一通り読みました!

 

フリーランスの中では定番書ですよね。でも、ほんっとうにわかりやすかったです!

税金について理解できたし、副業でありがちな疑問にも答えてくれていて買って良かったと思いました。

内容も漫画で解説されているから難しい話が苦手な人にもおすすめです♪

ただ、この本で紹介されている確定申告の方法は青色申告のやり方なので、白色申告のやり方については税務署などで聞きながら進めるか、自力でやるかですね。

それを差し引いても、この本で確定申告の全体像や売上と経費の知識を身につけておくことは重要だと思います。

②収益と経費を整理する

税金と確定申告の概要がわかったら、売上と経費を整理します。

手順としては以下の通り。

  1. 資料を集め、印刷しておく
  2. 帳簿をつくり、売上と経費を入れていく

まずは売上のデータや請求書をかき集めて、経費になりそうな領収書も全て集めておきます。

それを帳簿に入力していくんですけど、白色申告では簡易な帳簿でOKです。

私は↓こちらのサイトからエクセルの帳簿をダウンロードして使いました☺
≫【Excelテンプレ付】白色申告・青色申告の帳簿を作るときの注意点

③確定申告会場の予約

確定申告はwebからでも行うことが出来ます。

しかし、初めてで不安な方や、間違っていないか心配な方もいらっしゃいますよね。

そういった方は、税務署が用意している確定申告会場を利用することができます。

私は心配なので確定申告会場を予約しました。今は混雑緩和のためLINEにて整理券を予約することができます。

LINEでの予約手順はこうです。※スマホでしか出来ないみたいです

①LINEで「国税庁」を友達登録します

②右下の「相談を申し込む」をタップ

国税庁申込み画面

③続けて「申し込む」をタップ

国税庁相談手続き画面

④「選択」→都道府県の選択をします

都道府県選択画面 東京都

⑤会場を選択します

会場選択画面 会場選択肢

※ここでは仮に東京国税局を選択しました。みなさんは自分の管轄の税務署を選択するようにしましょう。
≫自分の管轄税務署を調べる

⑥「日程を選択」から都合の良い日時を選びます

日時選択画面 日時カレンダー

このように、時間によって枠が振り分けられており、体感では午後の方がすいているような気がします。

時間選択肢
⑦申込み内容を確認して問題がなければ「申込」をタップ

申し込み完了画面

ちなみに、都合が悪くなったらLINEから「キャンセル」も可能です。

もし行けなくなる事情があったらきちんとキャンセル手続きをしておきましょう。

税務署の確定申告書作成会場の流れ(体験談)

確定申告書作成会場の流れ

確定申告会場での流れを知りたい方もいると思いますので体験談ものせておきますね。

まず、私は以下の持ち物を持っていきました。

  • 帳簿
  • 売上資料全て
  • 経費資料全て
  • 国民健康保険の領収書
  • 国民年金の領収書
  • マイナンバーカード
  • 利用者識別番号(電子申告をしたことがある人)
  • 昨年分の申告書等の控え

※その他持ち物は ≫確定申告の際にご持参いただくもの を参照されることをおすすめします。

①受付
予約した税務署に着いたら、まず受付を済まします。
誘導に従って会場に向かいます。

②申告相談
まずは申告の目的や自分の状況を説明します。そこで係の方から何を計算しなくちゃいけなくて、何の数字が必要なのか情報を整理してもらえます。

③必要な数字を出す
係の方の指示に従い、必要な数字を用紙に書き込んでいきます。
現地には計算機などもあるので、必要があれば計算をしましょう。

④PCに入力していく
紙に一通りの数字を書き込めたら、誘導に従ってPCに入力していきます。
そこにも係の人がいて、誘導してくれるので迷うことがなく安心です。

⑤印刷して終了
全てを入力し終えたら印刷をして控えをいただいて終了です。

このような流れで確定申告が進んでいきます。

税務署で確定申告をしてみて、私が「こうしておけば良かったな」と思うことをいくつか書いておきます。

各数字の総額を出しておけば良かった

白色申告では入力すべき項目は少ないものの、数字の総額を入れていく必要があります。
例えば、

  • 売上の総額
  • 経費の総額
  • 源泉徴収の額
  • 健康保険、年金の支払い総額
  • その他控除対象

などの項目を総額で入れていく必要があります。

その場で計算しても良いのですが、できれば家の落ち着いた環境で計算しておいた方がミスも焦りもなく安心かなと思います。

売上の請求先情報をわかるようにしておく

ライターをやっている方には必ずクライアント様がいると思うのですが、主要なクライアント様の氏名(屋号でもOKだったと思います)や住所を入力しなければいけません。

相手先の住所を知らなければ事前に確認しておきましょう。

最後に

いかがでしたか?
私は主婦でありながらお小遣い稼ぎで多少なりとも収益があるため、扶養に入るための収入の証明として確定申告させていただきました。

多くは「雑所得で収益20万以下なら確定申告は不要」という情報ばかりで、「そもそも収益20万円以下だけど確定申告したい人はどうしたらいいの?」という情報が少ない気がしたんですよね。

そんな方にとって少しでも参考になり、確定申告への準備が進むことをお祈りしております。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
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