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携帯ショップ

携帯ショップ店員はおすすめ?メリット・デメリットについて

こんにちは、りょん(@ryon_lynwood)です。

携帯ショップで働いてみたいと思っている方へ向けて、実際に2年間携帯ショップで働いた私が考えたメリット・デメリットをお伝えしようと思います。

私個人としてはあまり強くおすすめはしませんが(自分は辛かったので。。)、 以下のメリット・デメリットを読んでやっぱり携帯ショップで働いてみたい!と 思う方には、ぜひ挑戦してみてほしいなと思っています。

ただ、そもそも接客がそんなに好きではないとか、 携帯や料金プランにあんまり興味を持てないと辛くなってくる可能性もあるので、他のお仕事を考えてみてもよいのでないかなと思います。 (ほかにも仕事は選べると思いますので。。。)

また、以下は私が勤めた代理店で感じたことであり、かつ今から6年前の内容です。
店舗ごとに異なる箇所もあると思いますので、気になる方は面接時などにきちんと採用担当者へ確認いただくとよいかもしれませんね。

 

メリット

接客マナーが身につく

接客マナーは厳しく指導されます。
あいさつ、お辞儀の角度、敬語の使い方、電話対応など基本的なところから、 接客をする上でのスキル・クレーム対応・営業トークなどが学べます。

敬語で代表的な間違いといえば、「よろしかったでしょうか」とか「〇〇の形になります」。これらは度々気を付けるように指導されますので、使わないように注意します。

こういった訓練を日々繰り返しているので、自然と正しく敬語が使えるようになります。

また、用件をきちんと確認して正確に把握することや、商材をクロージングするための営業トークも毎日使うので、今後営業寄りの仕事をしたい人にも良い勉強になるかもしれません。

平日休みがとれる

基本は平日休みなので、休みの日は比較的どこへ行ってもすいています。
連休をとって旅行に行ってもすいてますし、何より旅費が安いです・・・!
お役所や銀行の手続きもわざわざ有休をとらなくても行けますし、平日に休みがあるのは何かと有利です♪

その当時はこのメリットにあまり気づいていなかったのですが、これは土日休みのお仕事にシフトしてから痛感したことでした。
土日休みだとどこも混んでいるし旅費は高いししかも予約がとれない。。。
平日休みは尊いな~とつくづく思いました。

携帯や料金プランに詳しくなる

私は元々スマホや料金プランにあまり興味はありませんでした。
でも仕事で取り扱っているので必然的に詳しくはなれます。

私はもう現役引退してから年月が経っているのでもはやほとんどスマホや手続きの知識はないのですが、 料金プランなんかは調べればだいたい把握はできるので、自分でどのプランが最適か判断できる程度には身に付きます。

他の仕事が楽に思える

これはいいことなのか悪いことなのか。。。という感じなのですが、 携帯ショップ店員は比較的大変なお仕事なので、転職先の仕事が楽に感じることがあります。

私は転職したときに残業がないだけでも感動しましたし、お客様対応がないだけでも精神的にかなり楽に感じられました。

 

デメリット

残業が多い

私の場合は朝9:20に出社して、平均21~22時まで働いていたので、11~12時間労働は当たり前でした。

残業の理由としては、受付終了間際に受付したお客様の応対が長引いたり、 閉店後にディスプレイの変更や在庫の管理などをしなければいけなかったり、ということが多かったです。

私は職場と家が近い方だったのですが、それでも退店が遅くなった日や疲れた日には家までタクシーで帰ることが多かったです。

もちろん、終電がない!なんてこともありました^^;

覚えることが多い

覚えることはめちゃくちゃ多いです・・・!
しかも、一度覚えたらokではなく、日々新しい商品やサービスがどんどん出てきます。

特に料金プランなんかは、「今」のプランだけでなく、「過去」のプランも知っておく必要があります。
今はもうないけれど、何年も前のプランをそのまま使っている方も多くいらっしゃいます。

これらは全てを覚えていないといけないわけではなく、ちゃんと確認する術がありますので
まずは調べ方を学べばokです。

ただ、やはり端末やサービスに興味が持てないと結構きついです。
私はスマホにあまり興味が持てなかったので、正直辛かったです;;

休日が少ない

これは私が所属していた代理店の話です。
他の代理店ではお休みが多いところもあるようなので、もし本気で携帯ショップ店員になろうと思っていらっしゃる場合は、、実際に採用の方に確認いただくのがおすすめです!!

私がいたお店では月8日、シフト制で休みをとっていました。希望日は3日まで提出できました。

ちなみに、連休はとりにくかったのと、土日休みもみんなで譲り合いながらの取得でした。

特に、先輩方は友人の結婚式があったり、主婦の方は土日の出社が難しいです。
となると必然的に独り身用事なしの私は積極的に土日も出社することが多かったです;;

また、これも代理店によりますが、私がいたお店では年末年始も営業を行っていました。(時短営業)

新人のときは積極的に年末年始の出社を申し出ましたが、年始にしか会わない祖母と会えないまま、翌年亡くなってしまったことがかなりショックだったので、もう年末年始は絶対に働かないと誓いました。

クレームが多い

ご想像の通り、クレームは多いです。しかもこういうことって大概重なるので、1日に何件も受けたりします。

理不尽なお客様であればそれなりの対応をとるのですが、 店員から見てもどうにかしてあげたい、と感じるクレームもあります。。。

それでもいちスタッフでは何もしてあげられなくて、辛くなりますね。。。

クレームは慣れるといいますが、私は在籍期間も短かったせいで全然慣れませんでした^^;

ブラック企業の風習に慣れてしまう

携帯ショップの仕事やその環境って結構ブラックだと思うんですけど、 携帯ショップに長く居すぎるとこの風習に慣れてしまいます。
(または、私のように初めての職場が携帯ショップだと、この働き方が自分の常識になってしまいます

残業への耐性、多少体調が悪くても出社する根性、気合で目標必達!みたいな体育会系の考え方はしみつきすぎてそれを取り除くのは中々に難しいです。

多くの企業ではこういった環境で頑張ってきたことを評価してもらえるんですが、 結果的に転職先でも残業に耐えてしまったり、携帯ショップのときよりはマシだ!と思いながら不満を我慢して働いてしまったりするんです。

ノルマがある

販売員である以上は「目標」も必要です。

これは人によってはデメリットではないかもしれないと思ったのですが、個人的には結構プレッシャーだったので挙げておきます。

詳細は以下の記事で書きましたので、こちらもご参照ください。

販売ノルマの実態を元店員が語ります
【元携帯ショップ店員が語る】販売ノルマの実態と乗り越え方!携帯ショップって、ノルマあるのかな?その答えは、「はい」です。この記事では、携帯ショップのノルマはどんなものなのか、そしてノルマを中々達成できなかった私がやったことについてお伝えします。...

 

おすすめはしない。でも、経験は評価されます!

いかがでしたでしょうか?
私個人の意見としては、辛い思い出も多く身体も壊してしまったので、正直人にはおすすめいたしません。。。

ですが、私は携帯ショップ時代の経験を本当に貴重な経験だったと思っています。
私は2度、事務職の転職を繰り返していますが、いずれの転職先でも評価された経歴は事務の経験ではなく、「携帯ショップで働いていた経歴」だったんです。

ですから、デメリットも含めてやってみたい!と思う方にはぜひチャレンジしていただきたいと思いますし、 現在携帯ショップ店員をされていて、なんでこの仕事を選んでしまったんだろう。。。と後悔している方も、今の仕事に誇りをもって前向きに考えていただけたらなと思っています。