こんにちは、携帯ショップブロガーのりょん(@ryon_lynwood)です。
この記事にたどり着いて下さったあなたは、こんな悩みを持っていませんか?
- みんな出来てる仕事なのに、自分はなんで出来ないんだろう。。。
- こんなにダメな自分は社会不適合者なんじゃないかな。。。
- 何回か転職したけどどの仕事もしっくりこない。。。働くことが向いてないかも。
- なぜかどの職場でも人間関係がうまくいかない。小さなことで落ち込んでしまう。
私も、携帯ショップ店員→一般事務→人事事務という経歴を経てきましたが、正直、どの仕事にも辛さを感じてしまって、働くこと自体が向いてないんじゃないかって思っていました。
そんな私が、悩んだ時期に出会っておきたかった1冊の本があります。
今回は過去の自分へのメッセージという意味も込めて、自分は社会不適合者なのでは?と
悩むあなたに生き方が変わる1冊の本をご紹介します。
仕事が続かないのは、まだ輝ける場所を見つけてないから
新卒で入った会社で活躍できなくて、周りと比べて落ち込んだり、 何度も転職を繰り返してしても適職が見つからなかったり。
今回はそんな悩みを持っているあなたにぜひ読んでほしい1冊を紹介します。
『諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない』(著者:為末 大)
陸上アスリートの為末さんが書かれた図書で、読みやすく目からウロコの考え方が満載でした。
オリンピック出場選手でさえ、「諦める」ということを経験していて、私たちと同じような葛藤を感じていらしたんだな~と思うと、内容が共感できすぎてスラスラ読めてしまいます。
同書を読んで私が感じたのは
- オリンピック選手でさえ、勝てる分野を選ばなければ結果は出せない
- 努力で何者にでもなれるわけじゃない。だからこそ「諦めの線引き」が必要
- 諦めるタイミングを誤ることで、人生が台無しになることもある
ということです。
その中から私が最も心に響いたエッセンスをお伝えしていきたいと思います。
仕事は手段。働く目的を考える
仕事ができないとか、いくら転職しても適職が見つからないとかって、本当に自信を失いますよね💦
実は私は、これだけ仕事を転々としてきました。
私の仕事と心境の変遷①
▼22歳 携帯ショップ店員
接客がやりたかったけど向いてないかも。。。事務職になりたい!▼25歳 転職サイトの一般事務
憧れの会社で事務になれたけど向いてないかも。。兼ねてからの夢だった人事やりたい!つづく
— りょん@携帯ショップブロガー4ケタ達成 (@ryon_lynwood) October 5, 2020
私の仕事と心境の変遷②
▼28歳 大手メーカー人事事務
夢だった人事になれたのに向いてないかも。。そもそも働くことが向いてないかも?▼29歳 ライター
私は働くことが向いてないんじゃなくて、会社という組織に所属するのが向いてなかったんだ!— りょん@携帯ショップブロガー4ケタ達成 (@ryon_lynwood) October 5, 2020
また、趣味の習い事も何一つ長く続かなかったし、ある程度結果が出るまで根気よく取り組んだものは1つもありません。
私は飽きっぽいが、チャレンジだけはたくさんしてきた。
・バレエ←挫折
・テニス←挫折
・三味線←挫折
・カメラ←挫折私は習い事や仕事は諦めてばかりだったけど、自分自身を諦めることはできなかった。
— りょん@携帯ショップブロガー4ケタ達成 (@ryon_lynwood) October 8, 2020
とにかく手あたり次第挑戦を繰り返しては落ち込む日々だったんです。
でも、『諦める力』を読んで考えさせられたのは、「仕事を辞める」っていうことはそんなにネガティブな行動ではない、ということ。
確かに、社会的にも「根性がない」と思われたり、自分でも「こんなに早く辞めることになるなんて。。。」と思うことでしょう。
でも、もっと大きな視点で捉えると、見え方が全然変わるんです!
「自分が働く目的ってなんだっけ?」そう考えるんです!
例えば、私は人に知識を与えたり、誰かのためになりたいっていう漠然とした思いがあって
就活をしていました。
その結果、内定をもらえたのが携帯ショップのお仕事。
それもまた、知識を使ってお客様の役に立ち、喜ばれる仕事だと思うのです。
だから転職を繰り返してきたのですが、結局職種というのは目的を果たすための「手段」でしかないと気づけたんです。
今の仕事を辞めたくなったら、ここで働き始めた目的はなんだっけ?と思い返してみる。
やりたいことを見つけるためなら、それが見つかった時辞めてもいいし、今の職場で目的が果たせそうにないなら別の職場に移ってみるのも一つの手。
職場は手段でしかないと心得る。
— りょん@携帯ショップブロガー4ケタ達成 (@ryon_lynwood) September 14, 2020
つまり、働く目的を果たすためなら、その手段である仕事は何でもいいってことです。
目的が果たせる職場は1度の就職では見つからない可能性なんてザラにありますし、(むしろ見つかる方がすごい!)転職は目的を果たせる職場を見つけるための「諦め」なんです。
そう考えたら、少なくとも私はこれまでの自分の転職歴に恥ずかしさはなくなりましたし、
仕事はあくまで手段だから~と捉えれば自分のダメさを許せるような気がしたんですよね。
諦めのタイミングはとっても重要
同書では、物事の「引き際」に関しても言及されていました。
ファンが応援してくれるから、次の試合では結果が出るかもしれないから。
そんな理由でなかなか引退できない選手もたくさんいるようですが、それは逆に危険で、ずるずると引退を引き延ばしたことで引退後の仕事のチャンスがつかめず厳しい生活を強いられることすらあるようです。
これって、私たちでも一緒ですよね。
仕事を長く続けていると、辞め時がわからなくなる人がいる。
ずっと続けてきたし、ここで辞めちゃうのもったいないかって。
でも、そうしてずるずるしてるうちに掴めるはずのチャンスはどんどん他人にとられていく。
— りょん@携帯ショップブロガー4ケタ達成 (@ryon_lynwood) September 18, 2020
本当だったらもっと自分が輝けるステージがあるかもしれないのに、「ずっと続けてきたから」という思いで職場を離れられないのはもったいないことです。
「継続」にはもちろん価値がありますが、どこで継続するのか?をしっかり見極める必要がありますよね。
輝ける場所で努力するから、結果が出る
オリンピック選手である為末さんでさえ、勝つために戦うフィールドを変えるなど、戦略を練ってきました。
むしろ、オリンピックを目指すからこその戦略だったのでしょう。
それを私たちに置き換えるならば、私たちも自分の得手不得手を知り、より得意が発揮できる場所で働くべきです。
積み上げる努力が足りずに成果を残せない人がいる。
一方で続けても勝てない努力をし続けて成果が出せない人もいる。
結局、大事なのは自分が努力すれば勝てるフィールドにいるのか?ということ。
— りょん@携帯ショップブロガー4ケタ達成 (@ryon_lynwood) September 19, 2020
人間は誰しも同じようにできているわけではないので、1ヵ所や2ヵ所、職場でうまくいかなくても落ち込む必要はないと思います。
じゃあ自分の輝ける場所ってどこなの?ということなのですが、私の場合はひたすらトライ&エラーで転職を繰り返して見つけてきました。
私がもう一度昔に戻れるなら、こういった自分の強みが発見できるストレングスファインダーというサービスを利用すると思います。
ストレングスファインダーとは、米国のギャラップ社が開発した、個人の資質を明らかにするテストのことです。
資質は全部で34あり、人によってその資質の順位が異なります。
また、資質ごとに強みを活かせるシチュエーションアイディアがのっているのが、個人的にはおすすめポイントです。
詳しくは携帯ショップ店員が未経験職種に転職するには【自己分析】が重要という話で解説していますので、気になる方はこちらも参照してみてくださいね。
(※携帯ショップ店員以外の方にも読んでいただけます!)
まとめ
いかがでしたか?
私は同書を読んで、勇気や元気をもらえたので、ぜひ仕事で落ち込んでいる方にも読んでもらいたいなと感じています。
20代ならいくら失敗してもやり直せるし、30代以上の方でも新しい生き方への挑戦に、遅いなんてことはありません。
ご紹介した書籍についてもっと詳しく読んでみたい!という方はAmazonでも取り扱っていますのでぜひ一度読んでみることをおすすめします!
私も20代前半で出会っておきたかったと感じる良書です!
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
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