こんにちは、携帯ショップブロガーのりょん(@ryon_lynwood)です。
なんか知らないけど、携帯ショップ店員ってものすごく社会からの評価が低いと思いませんか?
すごく大変な仕事ですし、必要とされて働いているのに、なぜか検索キーワードには「携帯ショップ店員 底辺」とかいうワードまで。。。
この記事では、元携帯ショップ店員である筆者が、携帯ショップ店員はもっと評価されるべき!という主張となぜか社会から低く評価されてしまう理由を説明します。
▼筆者はどんな人?
- 新卒で携帯ショップに配属
- 2年弱携帯ショップで勤務
- 携帯ショップの仕事で身体を壊すも、大手転職サイト事務→大手メーカー人事を経てブロガー兼ライターをしている
- 新卒で携帯ショップ店員になって良いのか悩んでいる
- 携帯ショップ店員という職業に自信が持てない
- 携帯ショップ店員という仕事に家族から理解が得られない
- 携帯ショップ店員というと友人からマウントをとられてしまう
携帯ショップ店員の評価が低い5つの理由
携帯ショップという仕事にいまいち自信が持てないのは、家族や友人の身近な人や社会から「なんとなく低い評価」を受けているからではないでしょうか。
じゃあその「なんとなく低い評価」って何?をここで明確にしてみたいと思います!
- 誰でもできる仕事という認識
- できればやりたくない仕事という認識
- スキルが身に着かない
- 長く続けられない
- 将来性がない
具体的に、社会が低く評価するのには上記のような理由があると思います。
では、これらについて1つ1つ考えてみましょう。
①誰でもできる仕事という認識
携帯ショップの仕事、というテーマになると、必ずと言っていいほどこういった意見が出てきます。
これをきいて私がまず思うのは「誰でもできる」と「学歴不要」を一緒にしてはいけないということです。
まず、学歴を不問にしている携帯ショップが多いのは事実だと思います。
はっきり言えば不人気職種なので、学歴がどうこうというよりは活躍できるポテンシャルややる気を重視するところが多いですね。
かと言って、「誰でもできる」かと言えば私は否、だと思います。
だって、この仕事を長く続けられている人、どれくらいいますか?
それくらい、大変な仕事です。
それをしょせんは接客だから~といって誰でもできる仕事と一括りにしてしまうのは、なんか違うな~と思うのです。
それならば、門戸の広い仕事、という方が正しい気がします。
②できればやりたくない仕事という認識
携帯ショップのお仕事が大変なのは世間的にも知れていることだと思います。
だからこそ、そんな大変な仕事をする=それしか選べない人たち、というイメージがあるのだと思います。
同じような不遇の職業には、介護士、飲食業、清掃業などが挙げられると思います。
職業に貴賎はない、というように、その職業を上か下かで論ずるのはどうかと思いますし、
職業でその人自身を判断するのも短絡的な考え方だと思います。
人の考えを変えることはできませんが、せめてあなた自身には、「誰もやりたがらない仕事だけど、私はそれをやっているんだ!」という誇りをもってほしいなと思います。
ここで、誰もやりたがらない仕事を「やってあげてる」んだ!という思いにならないように注意です。「やってあげてる」というのは完全なエゴになってしまいますので。。。
③スキルが身に着かない
携帯ショップは接客業だから接客以外のスキルは身に着かない。
こんなふうに認識されているのは非常に残念なことと感じます。
というのも、携帯ショップはめちゃくちゃ幅広いスキルを習得できる職場なんですよ。
- 接客スキル
- 事務処理能力
- 営業力
- 交渉力
- 業務改善能力
- リーダーシップ
- 販売促進スキル
- 人材育成スキル
これらもいつか詳しい記事にしたいと思いますが、販売促進だってセールスライティングやマーケティングという技術が身に着けられるわけです。
それに、接客スキルをバカにする人は多いですが、はっきり言って他の職場でまともな電話対応とか社会人として当たり前の「感じいい対応」とかできてない人山ほどいますよ。
そういう人に限って「接客スキルしか身に着かない」とか言うわけです。
接客スキルは確かに数字で表しにくいものではありますが、本当に馬鹿にできません!!
④長く続けられない
こういった意見もありますよね。すみません、この意見だけは事実なんです💦
どんなお仕事(例えばセラピストや営業)でもずっと前線で頑張り続けるってのはどうしても体力的に厳しいのです。
しかし、携帯ショップの代理店ではショップスタッフの数に対してシフトできるだけの後方支援のポジションがない場合が多いと思います。
だから、多くの携帯ショップのスタッフさんは店長など店舗勤務から抜けられないし、勤めている代理店ではキャリアアップの限界を感じることが多いです。
こうした社会構造は事実なのですが、ここで私が思うのはこれです。
確かに、離職率の高い仕事はあまり良くないと思うのも当然です💦ずっと同じ環境で働けるのは、幸せなことかもしれません。
でも今は多くの人が転職をする時代で、一生同じ会社にいられる時代は終わりましたよね。
前述の通り、携帯ショップは色んなスキルを身に着けられるので、その分色んな可能性を模索できる職場といえます。
同じ職場にずっといられないのは不幸だと思う方もいるかもですが、色んな職場を体験するという人生もなかなか素敵だと私は思います。
⑤将来性がない
携帯ショップの仕事はAIにとって代わられるから将来性がない。
確かに携帯ショップ自体は今後数を減らすのではないかと思います。将来性について詳しく知りたい方は携帯ショップ店員に将来性はある?AI時代の今後を元店員が独自に考察をご覧ください。
しかし、あなたには先に述べたようなスキルを身に着ける余地がまだ残っています。
そういった力を身に着ければ、ちゃんと他の会社でも通用しますよ♪
但し、その将来性は携帯ショップにはない可能性が高いので、他社への転職を視野に入れて携帯ショップでは目的をもって働くことを推奨します。
なんとなくで働くのもいいですが、その場合は今後自分がどうしていきたいかを携帯ショップで働く中から見つける!などの目標をもってみるといいかもしれませんね☺
本来はもっと感謝されていい職業
こうして見てみると、こんなふうに思えてきませんか?
はい、私はそう思います☺
ネガティブなイメージが先行して、低評価を受けがちな携帯ショップ店員ですが、本来はもっと感謝されもっと評価されてもいいのではないかと私は考えます。
業務の辛さと会社からの教育で進む自信喪失
私が残念だなあと思うのは、こうしたスタッフを抱えている代理店さえスタッフに誇りをもってもらえるような教育をしていないこと。
もしかしたらそうした教育をしてるよ!という会社もあるかもしれませんが、多くの会社では仕事の意義よりも「気合!根性!」という体育会系の教育によりスタッフを繋ぎとめているように感じます。
※これは実際の調査ではなく、私がスタッフ研修やスタッフをしている友人に聞いた話、Twitterから見聞きしたことを元にした主観です。
その仕事をしている使命感がもてないまま、こんな仕事してる自分はだめなのかなあと勘違いしてしまうのです。
あなたはもっと自信をもっていい
今携帯ショップ店員をやっていてまわりから見下されてしまいがちだったり、家族から理解を得られない方、この記事を読んでまずは自分が自信を持つことから始めてみてほしいです。
これから携帯ショップ店員になろうとしているけど周囲から反対されるという方、まずは自分を信じて挑戦してみてほしいです。
私のスタンスは、「携帯ショップはずっと居られるような職場ではないけど、目的をもって働けば得られるものがたくさんある」ということです。
社会から受ける低い評価であなたのマインドをロックしないでほしいです。
社会や他人の意見は変えられませんから、まずはあなたのマインドを変えるところから、
チャレンジしてみてほしいなと思います。
まとめ
ここまで携帯ショップ店員がなぜか低い評価をされがちな理由について書いてきました。
まとめると、理由は以下の5つです。
- 誰でもできる仕事という認識
- できればやりたくない仕事という認識
- スキルが身に着かない
- 長く続けられない
- 将来性がない
これは社会で携帯ショップが受けているイメージでもあり、中には事実も事実でないことも混じっています。
残念ながら社会や環境を変えるのは難しいですし、人の考えを変えることもできません。
しかし、自分のマインドから変えていくことはできるはず。
ここまで読んでくださってありがとうございました♪
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