こんにちは、携帯ショップブロガーのりょん(@ryon_lynwood)です。
この記事にたどりついた方は、このような疑問をお持ちなのではないでしょうか?
確かに、携帯ショップを職場に選んでいる人は「給料がいい」という理由で働いている方が多かったように思います。
では、本当に携帯ショップは給料が高いのでしょうか?
この記事は、携帯ショップで約2年働いていた筆者が携帯ショップの年収についてお伝えします。
これから携帯ショップで働きたい方、他の携帯ショップの年収について知りたい方はぜひご覧になってくださいね。
- 携帯ショップ店員の収入を知りたい人
- 携帯ショップで年収をアップする方法を知りたい人
携帯ショップ店員の給与・年収(ドコモ、au、ソフトバンクなど)
正社員一般スタッフの年収(役職なし)
私は新卒正社員で携帯ショップの一般スタッフとして勤めていました。
その時の年収は、ざっくりと300~350万でした。
月給は月に20万程度で、残業が多い月だと25万ほどになる時もあります。
▼年収以外にも、携帯ショップの仕事内容や人間関係などを知りたい方は【携帯ショップ店員まるわかりガイド|元販売員が解説します】
店舗責任者の年収予想
店長は求人によれば500万前後の年収と予想されます。
※実際に聞いたわけではないので、正確な数字はわかりません。あくまで筆者が求人等を個人的に調べた金額に基づきます。
但し、休みの日も問題が起これば仕事をしなければいけないなど、私生活にも仕事が影響が出やすい仕事という点は要注意です。
派遣スタッフの給与
派遣スタッフは時給1600~2000円と比較的高い印象で、経験の有無により金額が異なりました。
- 経験者は時給2000円前後で、月22日勤務で年収400万超えも狙えます。
- 未経験者は1600円前後なので、月22日勤務だと年収330万ほどになります。
派遣社員は手軽に働き始めることができますし、生きていくのに十分な収入も得られるので安定性を気にしない方にはおすすめです。
アルバイト・パートスタッフの給与
アルバイトの場合は時給1200~1700円という待遇が多いようです。
現役から退いても知識が活かしやすい携帯ショップスタッフは、子供が生まれてからも時短でアルバイトやパートとして働きやすいです。
携帯ショップ店員の初任給
正社員として入社した新卒の携帯ショップ店員の初任給はずばり、20万円前後です。
目安としては
- 大卒 200,000
- 院卒 220,000
- 短大、専門卒 180,000
↑これくらいが一般的ではないかと思います。
給与体系は代理店によって異なります。正しい情報は必ず求人をチェックの上、人事担当に確認しましょう。
携帯ショップ店員のボーナス
正社員の携帯ショップ店員にはボーナスがあります。(もちろん、ボーナスの有無は代理店によりますので詳細な条件は代理店ごとにご確認ください)
私が勤めていた時のボーナスの内容は以下の通りです。
- 年2回支給
- 1回のボーナスは給与1ヶ月分
- ボーナスは上司との評価により決定
上記は私が勤めていた代理店の、正社員一年目の私の成績に基づく内容です。従って、当然代理店によって条件は異なりますし、あなたが優秀な成績を収めていればもっと支給額が上がるかもしれません。あくまで一例として考えていただけたら幸いです。
ちなみに、初ボーナスをもらったときの私の気持ちは↓こんなでした。
ボーナスもちゃんと給料1ヶ月分くらいはもらえて、それは全然だめじゃないんだけど、当時付き合ってた彼は初ボーナスが給料3ヶ月分だったから、なんだか自分がショボく感じたよね。。。
— りょん@元ケータイ販売員 (@ryon_lynwood) August 6, 2020
携帯ショップ店員のインセンティブ
携帯ショップの店員さんにはインセンティブがあります。私は1つの携帯キャリアでしか働いていないので全てのキャリアが同じかわかりませんが、私の例をお話します。
資格試験のインセンティブ
多くの携帯キャリアではお客様への応対レベル向上のため資格試験を設けています。それに合格することでインセンティブが付与されます。
このインセンティブは月給に付与されるため、資格試験に合格することで月給がアップします。
資格試験にはグレードが設けられている場合がほとんどで、上位資格をとることにより一層高いインセンティブを得ることができます。
インセンティブの金額はキャリアやグレードによりますが、数千円~2,3万円くらいだったと記憶しています。
販売コンテストのインセンティブ
携帯キャリアでは代理店に対して販売コンテストを実施することがあります。
販売コンテストの評価方法は様々で、売上上位のスタッフが対象になる場合もあれば販売台数に応じてインセンティブが与えられる場合もあります。
インセンティブの内容もコンテストごとに異なり、例としては以下の2通りが挙げられます。
- 金銭的に給与に反映
- キャリアごとに設けられたポイントで支給(ポイントは商品と交換可)
販売コンテストでのインセンティブは資格試験と違って一時的なものなので、毎月継続して支給されることはありません。
携帯ショップ店員が年収をアップさせるには
それでは、携帯ショップ店員がもっと年収を上げるにはどうしたらよいのでしょうか。
方法は3つあります。
- インセンティブを得る
- ボーナスを上げる
- 昇進する
①インセンティブを得る
1番簡単な方法は、まずインセンティブを狙うことです。
資格試験のインセンティブは取得後ずっと支給されるので、1年目から手軽に給与アップを実現することが可能です。
②ボーナスを上げる
こちらは他者からの評価が関係してくるので自分ではコントロールが難しいですが、頑張ってみる価値のある方法です。
ボーナスの評価方法は代理店ごとに異なりますが、店舗スタッフであれば、
- 販売台数
- 売上
などは評価の対象となるはず。
まずは賞与にはどんな評価対象があるのかを調べ、対象となる分野で良い成績をとれるように努力してみましょう。
企業によっては賞与の評価を年次ごとに揃えたい、バランスを取りたいと考えている会社もあります。会社の風土によっては頑張りが認められいくい可能性がある、ということも覚えておきましょう。
③昇進する
最後に、昇進するという方法です。基本的には、正社員であれば店舗に勤め続けることでいずれ昇進ができるはずです。(例えば、4年目になればチーフとなり、5年目で副店長になるなど。)
私はそこまで勤めていないので役職者がどれくらいの手当てをもらっていたかはわからないのですが、役職に応じてそれぞれに手当てが付与されていたはずです。
昇格するまで勤められる人が少ないことや、店長以上の昇格は難しいなど、キャリアアップには時間かかる上に選択肢が少ない点は注意です。携帯ショップのキャリアの構造については次の章で詳しく解説します。
携帯ショップ店員のキャリアアップの構造について
では、携帯ショップの店員のキャリアアップは可能なのでしょうか?
結論から言うと、長く勤めれば、キャリアアップの可能性は大いにあります。
正社員の昇進ルート
正社員の場合ですと、「一般スタッフ→チーフ→副店長→店長」というのが一般的な昇進ルートです。代理店によってはショップから本社勤務へ引き抜かれることもあります。
ある意味、長く勤めれば店長まで上り詰めるチャンスが巡ってくる可能性は高いでしょう。
一方で、上記以外のキャリアアップをしたいと思ったとき、その選択肢が少ないのが携帯ショップの代理店の特徴です。
代理店本社のバックオフィスや法人営業などのキャリアアップ先もありますが、これは一握りの人間に限られたことです。例えば店舗スタッフとして優秀な成績を残したとか、とびぬけて人事の目に留まる能力を発揮する必要があるでしょう。
結局、多くの人は店長までの一般的な昇進ルートを辿り、そのどこかで退職してしまうことが多かったです。
▼参考【20代向け】携帯ショップからの転職で準備しておくべきこと
転職を考えたい、という方は次の章で紹介する「適正年収」を確認しておくと、自身の市場価値が知れて便利です✨
派遣社員の正社員化
派遣社員が携帯ショップで昇進をしたい場合は、まず正社員になる必要があります。
正社員になるには以下の3つの方法があります。
- 代理店の正社員登用試験を受ける
- 転職をして別の代理店で正社員として採用してもらう
- 今の派遣会社で「紹介予定派遣」の仕事を紹介してもらう
詳細は≫【携帯ショップ】派遣から正社員になる3つの方法!それぞれのメリット・デメリットにて解説していますので、詳しい方法は記事をご覧くださいね。
さて、私が携帯ショップで働いていたときに同じ店舗だった2人の派遣さんは今も携帯ショップで働いているのですが、それぞれ①②の方法で正社員として働いています。
あなたの適正年収を知るには
ここまで携帯ショップ店員の年収についてや、年収アップの方法について書いてきました。
携帯ショップの年収が高いと思うか低いと思うかは人それぞれですが、1番大事なのは
あなたの適正年収と比較してその仕事の年収は高いのか低いのか?
を見極めることです。
では、どうしたら見極められるのか。それは自分の適正年収を正しく理解することです。
適正年収を知ることができれば
- 自分はもっと年収を上げた方がいいのか?
- 求人の年収は今の自分に見合っているのか?
- もっとチャレンジングな職場に応募できるのではないか?
- 給与交渉ができるのではないか?
といった疑問が解消できるので、あなたの今後のキャリアの可能性を広げてくれます。
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ミイダスを使ってみて私がいいなと思ったポイントは以下の5つです。
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まとめ
いかがでしたか?上記で記載した収入例はいずれも都内勤務の場合ですので、注意してくださいね。
また、正社員一般スタッフ年収例は私の実体験、その他は2021年1月のリサーチに基づいています。
就職を考えている方はきちんと採用担当者へ確認しましょう。
まとめとしては
- 正社員一般スタッフの年収は300~350万ほど
- 店長の年収は500万前後の予想
- 派遣・アルバイト・パートスタッフは経験の有無によって高時給もあり
- 店舗勤務のキャリアアップは可能だが、他職種へのキャリアアップの選択肢は少ない
この収入が高いのか低いのか、それは仕事内容や勤務条件との兼ね合いかと思います。
携帯ショップの正社員として働いてみたいな、と感じた方は、以下の記事もぜひ参考にしてみてくださいね。
▼【20代向け】正社員として携帯ショップで働くには?おすすめの就活サービスも紹介
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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